自転車を室内保管できる壁掛けラックをDIYで作ってみた
最近ロードバイクなどスポーツ自転車を乗る人が増えています。スポーツ自転車を所有している人の中には、高額で人気があるので屋外で置いていて盗まれるのは避けたい、室内で保管したいけれど大きいので置けない、といった保管場所についての悩みを持っているとの話をよく聞きます。そんなとき、当社でロードバ イクに乗っているスタッフが室内で自作した保管方法を教えてくれました。スタッフ自作のDIY自転車ラックとともに紹介 します。
手作りできる縦置き自転車ラック
スタッフが話すには、やはりロードバイクは屋外には置きたくない気持ちがあります。その理由は、「盗難のリスク」と「雨に濡れて錆びるリスク」があるため。ですから広くない室内でもあきらめずに、自転車を置けそうなスペースとその位置なら設置できそうなラックの情報をネットで見つけて、検討するのが良いそう です。
3つのアイテムで製作できる縦置きラック
縦置きラックはとても簡単に作れるそうで、たった3つのアイテムで作れます。
- 2X4木材
- ラブリコ アジャスター
- 自転車用 壁掛けフック
まず「2X4木材」について、ホームセンターで購入でき、木材カットも注文することができます。カットする長さは、設置する部屋の天井高と、後述アジャスターの説明を確認してカットします。 コストも安価でお手ごろです。
続いて、平和伸銅工業が販売している「LABRICOラブリコ」という商品。これは2X4木材を突っ張り棒のように出来るというDIYには画期的なアイテムです。柱として使う木材の床側と天井側に、それぞれベース とアジャスターを取り付けて、あとは突っ張り棒と同じ方法で固定するだけ。とても簡単で1人でも設置が出来ます。 ただし設置する際の注意として、突っ張る力に耐えられるように天井に水平な筋交いがある場所が望ましいとのこと。
最後に、自転車を縦に置くための「自転車用 壁掛けフック」。amazonで同じ使用方法の商品が多数取り扱われています。取付けはフックのベース側をネジで柱にしっかり固定するだけです。取付けには電動ドリルがあれば便利。写真のように自転車の前輪部分を立たせるようにフックに掛けて使用します。
この3つのアイテムだけで、自転車ラックを手作りすることができたとのことです。 意外と大きな自転車(全長は車種やサイズにもよりますが約175cmほど)も縦置きにすることで、横置きよりも少ないスペースで保管ができ、部屋においても比較的邪魔にならないのだとか。 またこのラックだと壁に穴を開けないので、賃貸住宅にお住まいの方にこそオススメの設置方法です。
自転車グッズの収納スペースもDIYで作る
スタッフはもう1本柱を用意しており、自転車が増えた際に備えているのだとか。 いまは1台だけなので、その代わりにヘルメットやその他自転車グッズを収納できるスペースを工夫を作っていました。
100円ショップのカゴや網で作った小物保管スペース
自転車のメンテナンスグッズや乗って出かけるときのアイテムには、小さな物もあるそうです。 細々した必要品を管理しやすく保管するために、100円ショップの網を柱に取り付け、カゴのなかにグッズを入れておくなど、自転車ラックを自分が使いやすいように上手にカスタマイズしています。
ニトリのカラーボックスで自転車ウェアを収納
さらに自転車を乗るときに欠かせないウェアやレイングッズを、自転車ラックのすぐ近くに収納していました。ニトリで購入したカラーボックスと収納ケースがお気に入りとのこと。収納力があり、棚にはケースがすっぽりと収まるのでホコ リが入らず快適だそうです。自転車用ジャージなどウェア上下をケースの色ごとに分けて、分かりやすい工夫をして収納していました。
・ニトリのカラーボックスのインテリア実例【Roomclip】
まとめ DIYなら自分のアイデアを自由に実現できる
ご覧のように、スタッフは自分自身が「扱いやすいこと」そして「部屋で設置できる範囲」を考えて、好きなスタイルで縦置きラックや収納棚をDIYで作っていました。こうした自作のDIYには次のような利点があります。
- 好きな配置やスタイルでオリジナルの棚や収納スペースを作ることができる
- 広くはない室内でも、多様なアイデアで場所に応じた設置が可能
- ネットの情報をリサーチすれば、安心して完成度の高いDIYグッズを製作できる
今回ご紹介したよう自転車ラックのほかにも、自分だけが扱いやすい、そしてイメージどおりのDIY作品を作ることで、日常生活や趣味の時間においてとても快適に使える収納スペースが作り出すことが可能です。
それぞれのライフスタイルに合ったDIYにチャレンジすれば、今よりも楽しくて効率的な毎日につながっていくかもしれません。やってみようかな?と思ったならば、ぜひDIYにオリジナルグッズの製作にトライしてみることをお勧めします。