ハロウィンやパーティに!手作りミニハット
もうすぐハロウィン、最近は有名なイベントとなり当日に向けて仮装の準備をしている方も多いのではないでしょうか?今回はハロウィンの仮装やパーティの衣装にもぴったりなミニハットの作り方をご紹介します。
このミニハットは、こちらの記事を見ながら作りました。
作りながら気づいた点や補足などを添えていくので、両記事を見比べながら作ってみてください。
ハロウィン・結婚式余興でも使える!可愛いヘッドドレスの作り方~DIYウェディング~[note by 会費婚]
ミニハットの材料一覧
今回は百均で以下の材料を購入しました。
- 工作用プラバン(布の厚さにもよりますが何色でもOK)
- 手芸用フェルト 70x60cm
- ヘアクリップ
- 手芸用接着剤
- リボン
- 造花
工作用プラバンはA4サイズなら大体2つ作れます(作り方で紹介する基準サイズの場合)。百均のフェルトはミニハット2つ分作っても半分以上余るので、気になる方は布の量も調整ください。
造花を使う場合や、布に合った色の糸がなければそれらも併せて購入を。リボンやレースを使う場合は、パーツクラブ・ユザワヤなど手芸材料を扱うお店のほうが種類も多いのでいいと思います。今回は金属のチャームも装飾に使ってみました。
使う道具は以下のものです。
- ハサミ(プラバン用)
- コンパス(なければ定規でも)
- ボールペン(定規の汚れが気にならなければ油性ペン)
- ホッチキス(紙10枚ほど綴じられるものなら充分)
- 縫い針
- 裁ちバサミ(布用)
元記事にあったグルーガンは百均でも簡単に手に入れられるようになった道具ですが、ハンドクラフトに慣れていない人には扱いづらい部分もあるので使用していません。この記事では、代わりに縫い糸と接着剤を併用します。(使い慣れている方はグルーガンのほうが早く作業できると思います!)
A4用紙に型紙を作ってみたので、定規やコンパスでの書き写しが難しい方は印刷してお使いください。
ミニハットの型紙(A4用紙)
ミニハットの作り方手順
ここから順を追ってミニハットを作っていきます。
大まかな作り方の手順は以下になります。
1.型紙となるプラバンを切る
2.プラバンを布で覆う
3.布で覆ったパーツを縫って組み立てる
4.装飾をつけていく
5.用途に合わせてクリップやカチューシャを付ける
1.型紙となるプラバンを切る
工作用プラバンに寸法を書きます。今回は基準サイズで2つ作るので、以下を書き写しました。
【基準サイズ】※先ほどの型紙はこのサイズ
側面:たて4cm、よこ(仮で)A4の短辺
下面:直径9cm
上面:直径4cm
プラバンに書き写しできたらハサミで切ります。少し固いのでプラバンの角で怪我などないように。
プラバンを切り終わったら、下の写真のように組み合わせてみます。お好みのバランスでなければプラバンを切って調整してください。側面の高さなどここでミニハットの印象が大まかに決まります。
基準サイズの場合は、上面の円に対して側面の型紙が長いので、余る部分を切ってからホッチキスで留めます。
この時、布が厚い場合は上面がストンと入るくらいの側面サイズでも大丈夫です。布が薄い場合はぴったり合うくらいがいいと思います。
2.プラバンを布で覆う
裁ちバサミを使って、それぞれの型紙に対して大きめの布を切ります。上面・下面の型紙用の布は、ざっくりと大きな四角に切ってから四隅を切り落とすと合わせやすいです。
切り終わったら、上面・下面の布は波縫いをして型紙を覆っていきます。上面はこれでいいのですが、下面にはもう一つ作業があります。
後でクリップやカチューシャを付けるため、下面パーツのみ裏面の処理をします。型紙が隠れるように、一回り小さい布を切って縫っていきます。(写真よりもう少し小さめであれば、使用時はうまく隠れると思います。)
後々使用時に力がかかるかもしれないので縫い方は念のため半返し縫いにしました。
側面も、長方形に切った布を端から型紙に当てつつ縫っていきます。レースを使う場合は合わせて縫い付けていきます。端まで縫ったら、縫い目が見えないように内側へずらしておきます。(写真を撮り忘れてしまったのでこちらは元記事を確認したほうが分かりやすいです)
3.布で覆ったパーツを縫って組み立てる
上面・下面・側面の3パーツとも縫い終わったら、全て組み立てていきます。外れる不安がないように半返し縫いで組み立てました。各パーツのサイズがぴったりであれば接着剤でもいいかもしれません。(写真の奥のミニハットはパーツのサイズがうまく合いました。手前のミニハットは上面に対して側面がやや大きいです)
4.装飾をつけていく
一番印象に関わるステップです。ここでリボンやレース・造花・チャームなどを使って飾り付けていきます。
ハットの接合部分ギリギリにリボンを接着剤で付けます。乾くのを待っている間に付ける飾りを用意します。造花を短く切っておき、リボンをまとめて羽のような飾りも作りました。
縫い針と接着剤を併用しながら造花とリボン飾りを付けていきます。グルーガンを使える場合はグルーガンで付けてください。
金属チャームを付ける場合は、ひとつずつバランスを見ながら側面に縫い付けていきました。この時は短い縫い針のほうがやりやすかったです。
5.用途に合わせてクリップやカチューシャを付ける
インテリアとして使う場合は不要なステップです。
今回はヘッドドレスとして使用予定なので、ヘアクリップを付けます。
縫いしろ(のりしろ)を考えてヘアクリップより一回り大きく布を切ります。今回はフェルトを使いましたが、あれば薄い布がいいかもしれません。
ミニハットを身に着けた時の向きを考えながら、ミニハット裏面とヘアクリップの平らな裏面が接するようにヘアクリップを縫い付けていきます。
これで完成です!仕上がりは手のひらサイズになりました。
まとめ
グルーガンなしで作ってみると縫い付ける作業が割と多いので、裁縫が苦手な方は裁縫用の接着剤などを併用しながら作るとやりやすいと思います。主な材料が百均で揃えやすいところもいいですね!
布や飾り素材を変えるとガラッと印象が変わるのでバリエーションが付けやすく、ハロウィンの仮装以外にもかなり使えそうだなと感じました。
いつもよりちょっとハッピーな日に身につけるのはいかがでしょうか?